【短編】クロスロード
~ェンジェル~アルバム~
なんとなく、
澄香は、
修斗に方向を任せて歩き…
「あ…」
気がつくと、
二人は、
近所でも珍しく
夜景の綺麗な場所へと着ていた。
「綺麗…」
「だろ?」
修斗は、柵に両手をついて夜景を眺める。
そんな修斗の背中を
澄香は、
少し後ろに佇みながら
そっと眺めていた。
ふと気づいて、
修斗は振り向く。
「こっちにおいで」
「あ……うん。
……シュウ」
「ん?」
修斗は、そっと振り返る。
「あ…あのね」
初めて渡す、
初めての手作りチョコレート。
恥ずかしさに一瞬
躊躇したが、
澄香は、
思いきって
修斗に差し出した。
「これ、
受け取ってくれる?」
澄香は、
修斗に方向を任せて歩き…
「あ…」
気がつくと、
二人は、
近所でも珍しく
夜景の綺麗な場所へと着ていた。
「綺麗…」
「だろ?」
修斗は、柵に両手をついて夜景を眺める。
そんな修斗の背中を
澄香は、
少し後ろに佇みながら
そっと眺めていた。
ふと気づいて、
修斗は振り向く。
「こっちにおいで」
「あ……うん。
……シュウ」
「ん?」
修斗は、そっと振り返る。
「あ…あのね」
初めて渡す、
初めての手作りチョコレート。
恥ずかしさに一瞬
躊躇したが、
澄香は、
思いきって
修斗に差し出した。
「これ、
受け取ってくれる?」