【短編】クロスロード ~ェンジェル~アルバム~
車は、
澄香の家に着き…



「ありがとうっ」

「うんっまたねっ」

「うんっ。
お兄さん、有難うございました」

「いいえ、どういたしまして」

「じゃあねっ真由っ」

「うんっ。
またねっ、バイバ~イ」



車は走り去り、
澄香は、
家へと帰宅した。



~♪~



澄香の携帯電話が鳴る。

見ると、
修斗からのメールだった。


『帰ったらメールくれる?
もし、暇だったらちょーだぃ』


「ん?どうしたのかな」


澄香は、
メールを返信した。


再び
修斗からのメール。



三十分くらいして、
修斗が家にやってきた。

白いスポーツカーに乗って。


「よっ」


運転席の窓が開いて、
笑顔の修斗がいた。


「免許持ってるんだぁ。
初めてみたからっ」


「うんっ持ってるよっ。
乗って。
連れて行きたい場所があるんだ」


修斗が、
中から助手席側のドアを開ける。


澄香は頷き微笑んで、
そっと車に乗った。

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