【短編】クロスロード
~ェンジェル~アルバム~
車は、
イルミネーションの
とっても素敵な場所に着いた。
並木道がライトアップされて、
その道は
永遠に続くよう …
日の沈んだ暗がりに
光は浮かび、
恋人たちが
思い思いそれぞれに
寄り添っている。
修斗は、
その場所の一角に車を停めた。
「わぁ…」
澄香は、
言葉を失うほどに車の外のイルミネーションに見惚れている。
修斗は、
そんな澄香の横顔を
そっと見つめながら、
徐に
後ろの座席からプレゼントを手に取った。
「澄香」
「ん?」
澄香は、修斗の方を見る。
「これ…
プレゼントっ」
修斗は、
なんだか照れくさくなってきて、言葉少なく手渡した。
「え、
あ、お返しくれるの?
ありがとう」
澄香は当てにしてなかったので、
やっぱりもらうと嬉しいものだなぁと、
喜びを噛み締めた。
「あ、
それと…」
「ん?」
言いかけた修斗に
何だろうと思いながら、
澄香は修斗の顔を見る。
「あ、……うん…」
なんだからしくない修斗の様子に、
澄香は不思議に思って見ていた。
「あーもぉー!」
「え!?どうかしたの!?」
「あっ、ごめんっ。
はっきり言うねっ、はっきりと」
修斗は、深呼吸をした。
イルミネーションの
とっても素敵な場所に着いた。
並木道がライトアップされて、
その道は
永遠に続くよう …
日の沈んだ暗がりに
光は浮かび、
恋人たちが
思い思いそれぞれに
寄り添っている。
修斗は、
その場所の一角に車を停めた。
「わぁ…」
澄香は、
言葉を失うほどに車の外のイルミネーションに見惚れている。
修斗は、
そんな澄香の横顔を
そっと見つめながら、
徐に
後ろの座席からプレゼントを手に取った。
「澄香」
「ん?」
澄香は、修斗の方を見る。
「これ…
プレゼントっ」
修斗は、
なんだか照れくさくなってきて、言葉少なく手渡した。
「え、
あ、お返しくれるの?
ありがとう」
澄香は当てにしてなかったので、
やっぱりもらうと嬉しいものだなぁと、
喜びを噛み締めた。
「あ、
それと…」
「ん?」
言いかけた修斗に
何だろうと思いながら、
澄香は修斗の顔を見る。
「あ、……うん…」
なんだからしくない修斗の様子に、
澄香は不思議に思って見ていた。
「あーもぉー!」
「え!?どうかしたの!?」
「あっ、ごめんっ。
はっきり言うねっ、はっきりと」
修斗は、深呼吸をした。