SECRET♥LOVE アイドルとの恋 ~俺様彼氏は女子高生~ ★番外編SAKU&TAKU公開開始★
「もう一度…名前をお願いします。」
「だから…神崎さん。」
シーンと静まり返った教室に2度もわたしの名前が真中さんの口から飛び出した。
もう一度……って聞きなおした気持ちわかるよ。
だって、わたしもピンって来ていない。
真中さんは、転校してきたばかりだし…
誰かと名前間違えててもしょうがない!!
たぶんそうだよ。
だから、きっとわたしじゃない。
「神崎さん、真中さんからの推薦ですがどうされますか? 」
その問いかけは間違いなくわたしにされている。
と同時にクラス全員の視線がわたしに集中する。
あっ全員じゃないか……
わたしを推薦した張本人は真っすぐと教壇を見ていた。