おばあちゃんの思い出
エピソード2 反抗期

反抗期①

やがて私は高校生になった。
新しい学校
新しい友達
今までとは違う生活は新鮮で
毎日が楽しかった。
高校には友達に会いに行くためで
授業中はいつも友達とメール。
放課後は毎日、いつもの商店街に溜まった。
友達の影響で髪の毛を染めたり、ピアスもあけた。

ピロロロー♪
「あ、メール♪」

ユウコからだった。
『やっほ♪
 今日ヒマでしょ?
 駅前のいつものところで遊ぼうよー♪』

「ねぇねぇ、マミっ。」
わたしは隣の席のマミに話しかけた。

「んー?なにー??」
居眠りしてるところを起こされて
マミはなんだかすごく眠そうだった

「今日さ、学校終わったら、ユウコたちと遊びにいこーよ♪」

でもマミはイマイチ乗り気じゃない。
「わたしはいいけどさー。
カホはおばあちゃん、いいの?」
 
「えー、大丈夫だいじょうぶー♪」
「別におばあちゃんなんかほっとけばいいもんっ。」

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