Sided-figure love ~4つの恋~


『あたしばっかり…こんなの…まるでピエロ』
「さっきから何なんだよ!!意味わかんねぇよ!!」
『意味分からない!?瞳とキスしといて何言ってんの!!』

拓也の顔が曇った。明らかに様子がおかしい。

「なんだよそれ…。」

愛は全てを拓也に話した。

「はぁ!?ふざけんな!!なわけねえじゃん!!俺は…と、とりあえずそんなの嘘だ。」
拓也は、嘘を言っているようには見えなかった。
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