あめだま (完)
第1章
「星奈!あめちょうだい!」 「うん」 私の名前は、宮川星奈。 あめの大好きな女の子です。 いつも学校にあめを持ってきて、 休み時間にいつもなめている。 「あめって何個でもいける!!」 「ははっ!風希は、本当あめ好きだね・・・」 私の親友沢神風希もあめが大好きな女の子だった。 話をしながら歩いていると、 だれかの肩とぶつかった。 「いてて・・・」 「すいません。」 その人は、いかにも眠たそうな 顔をした、男子生徒だった。 「なんかねむたそう~・・・」 私は、バックからあめを とりだし彼の口のあめをいれた。