あめだま (完)
 「どうしたの?大丈夫?うそだよ。
  うそ!流星くんもカッコいい!」

  すると、彼は首を横に振った。

 「お腹すいた・・・。」
 「へ?」

  なんだ。そんなことか・・・。
  私はバックから一番大好きな
  ソーダ味をとり出した。

 「はい。どうぞ、これ食べたら
  ちょっとは満たされるかな??」
 「ありがと。」
 「あっ、私が留絆先輩好きなことは
  だまっててね!」
 「うん。わーってるって!」
  
  私は、ほっとした気持ちで家へ
  帰った。
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