君との約束

｢…神桐さん。………俺の話きいてた？｣


きいてないけど。そういう意味をこめて首を横にふった。



｢…俺、げ・き・ち・ん☆｣


｢………………。｣


｢えっ？まって？そこはリアクションとろーよ！！｣


｢………………。｣


｢…うん。俺、頑張った。よく“無視”という拷問を通り抜けたさ。｣


うん。頑張ったよ俺。



………？
意味がわからない。


｢え、いや、まって？明らか ？[ｸｴｽﾁｮﾝ]マークださないでください(┬┬＿┬┬)｣



俺のガラスのハートが傷ついちゃう。



｢………あのさ。｣


｢……！！なになに？？｣


あんたとてつもなく――――


｢………………………うざい｣