30年後も…
出会い。
「さぁ今日も頑張ろう」
いつものようにパソコンを開けログインして仕事。
紗理奈26歳。
お昼の仕事もしているけど、夜はライブチャットでお仕事をしている。
ライブチャットとはパソコンにWebカメラをつけ、男の人とインターネット上でお話をするチャット。
時給も発生するので、掛け持ちの仕事として働いている。
ログインしてから5分後。
―カシャ―
お客様が私のところにログイン。
「こんばんは」
「初めまして」
「よろしくお願いします」
マイクではなくて、タイプでお話。
一般的には、男性の方は顔だししていない方が多いのに、彼は顔だししていた。
彼は全く私のタイプではなかった。
もちろん、ここで出会いなんて求めてなんていない。
「紗理奈ちゃん可愛い」
「えー。ほんとにぃ?ありがとう」
「一目惚れしてログインしちゃったよー」
「結婚してるの?」
「うん。してるよ」
だいたいの人がこの台詞。
「好きな食べ物は?」
「ネギだよ。」
―下ネタもないし楽だな―
そう思って3時間話した。
アキラ44歳。
彼と話すのは、とても楽しかった。
―常連になってほしいな―
彼から携帯のアドレスを聞いてきた。
私は何の抵抗もなく教えた。
まさか、こんな関係になるとは思ってもいなかった。
この日から始まったんだ。
いつものようにパソコンを開けログインして仕事。
紗理奈26歳。
お昼の仕事もしているけど、夜はライブチャットでお仕事をしている。
ライブチャットとはパソコンにWebカメラをつけ、男の人とインターネット上でお話をするチャット。
時給も発生するので、掛け持ちの仕事として働いている。
ログインしてから5分後。
―カシャ―
お客様が私のところにログイン。
「こんばんは」
「初めまして」
「よろしくお願いします」
マイクではなくて、タイプでお話。
一般的には、男性の方は顔だししていない方が多いのに、彼は顔だししていた。
彼は全く私のタイプではなかった。
もちろん、ここで出会いなんて求めてなんていない。
「紗理奈ちゃん可愛い」
「えー。ほんとにぃ?ありがとう」
「一目惚れしてログインしちゃったよー」
「結婚してるの?」
「うん。してるよ」
だいたいの人がこの台詞。
「好きな食べ物は?」
「ネギだよ。」
―下ネタもないし楽だな―
そう思って3時間話した。
アキラ44歳。
彼と話すのは、とても楽しかった。
―常連になってほしいな―
彼から携帯のアドレスを聞いてきた。
私は何の抵抗もなく教えた。
まさか、こんな関係になるとは思ってもいなかった。
この日から始まったんだ。