桜乱~花咲く君たちへ~
「あ、あぁ、そうだ。」
『やっぱりね。じゃ、これから、理事長室にでも行くのかな?」
「あっ、忘れてた。」
『うわ、こいつやっぱおもしれぇ!』
『うるさいよ。悠(ゆう)黙っててね(黒笑)」
『っ!すまん。美樹(みき)。』
『悠怒られてやんのー!ダセー。』
『うるせーぞ。瞬。』
『はーい。』
「悠?美樹?瞬?・・・誰だ?」
『本当に分かんないみたいでね。ところで、
理事長室わかる?』
「・・・・・・わかんねー。」
『じゃ、俺が案内するよ。付いてきてね。』
「おう、わかった。あと、俺の名前は花園 楓だよ。」
『じゃあ、楓行くよ。』
「あぁ。」
『『俺たちを置いていくなよ!』』
まあ、よくわかんないけど。せっかく案内してくれるみたいだし、
ここはお言葉に甘えるか。てか、本当にこいつら何者だ?
さっきのほかのやつらの反応を見てたらただものじゃないみたいだし。
う~ん。不良校だけあって、今全国№3の<白夜>じゃないよな?
(あたりですよ。楓。by作者)
『じゃあ、自己紹介とでもいきますか。俺は、櫻井 美樹也高1で1年留年してるから、 歳は16だよ。あと、櫻木グループの息子でもあるよ。』
「櫻木グループって、日本の中でも有名なところだよね?」
『うん。そうだよ。』
『じゃ、次、俺ね。俺は、瀧本 瞬。高1です。歳は16。
あ、あと俺らって全国№3の<白夜>にはいってまーす!俺が 幹部で、
美樹が幹部の中でも情報担当で、悠は俺と同じく幹部です!』
「やっぱり。」
『え?どうして、そんなこと言えるの?』
「だって、まわりの様子が変だし、それくらいわかるよ。」
『楓はすごいね。じゃあ、<桜花>は知ってる?』
「っえ!?あ、あぁ知ってるよ。」
『桜花はすごいよね。俺達でもあこが『俺の紹介させろよ!!!(怒)』
「『『あ、あぁ忘れてた。」』』
『ちぇ、まあいいか。で、俺の名は神埼 悠。高1で1年留年した。
歳は16。瞬が言ってたが、俺は白夜の幹部だ。』