桜乱~花咲く君たちへ~
そう、椿とは、私と「としご」で、花園財閥の次期社長。
私はと言うと今、母がトップに立つ黒龍会の次期頭首。
ちなみに、椿は桜花の副総長でもある。
まぁ、こんな感じで花園一家の構成でした。
・・・・・・そんなことより!
「椿もこの学校なの!?」
『あぁ、そうだよ。真から聞いてないの?
あいつも困ったもんだね。じゃあ、白夜のことも聞いてないでしょ。』
「聞いてないよ!あのクソ親父次にあったとき、覚えてろよ(怒)。」
『まぁまぁ、で、話は戻るけど、その全国№3の白夜がこの学校に
勢ぞろいで、総長・副総長・幹部がいる。ほかには、楓と椿がいる桜花
桜花はお前たち2人だけだからな。ほんで、一番厄介なのが、<黒桜>
こいつらは違う学校だが、その学校が近いせいでよく白夜ともめている。
そして、汚い手を使うやつらで目をつけられたらただでは済まない。
なにより、こんな汚い手をつかうやつらだが、今のところ全国№2になる。
とにかく、お前たち2人は気をつけてくれ。』
「わかった。そろそろ時間だから教室に案内してくれよ。」
『そうだったな。あっ、最後にお前のクラスには椿もいるが白夜のやつらも
いるからな。これだけは言っておく。じゃ担任呼ぶから待っててくれな。』
「あぁ、わかった。」
それから、1分もしないうちに誰かが理事長室に入ってきた。
『理事長、例の転校生って、こいつですか?』
「『あっ」』
私は、吃驚(びっくり)した。だってそこにいたのは・・・。
「信兄。『楓。」』
そう、信兄とは、桜庭 信といって、母の弟だったから、驚いた。
確かに、学校の先生をしていたことは知ってはいたものの、ここだとは
思いもしなかった。
「信兄が、担任なの?」
『そうみたいだな。』
『そうだよ。楓。信が担任だよ。』
「そっか。じゃ、あた・・俺、早く教室いきたいわ。」
『お、おう。じゃ、いくぞ。』
「うん。」
そして、私たちは理事長室を後にした。