イケメンたちと胸キュンLife☆



「それ・・・・」


私はドレスを見つめた。

「あ・・・・ダメ・・ですか?」


そんな私を見て、控え目に女の子は綺麗な瞳で私を見つめて言った。


可愛い・・・。


こういう子なら・・・貸してもかまわない。


「ううん・・・なんでもない。


どうぞ」



私は良い人を演じた。


笑顔をつくって。


本当は着て欲しくなんかない。



私に選んでくれたドレス。


でも、貸すだけならって・・・。



心の中の善い私がそう叫んだから・・・・。


優しい家政婦のお姉さんでいようって。
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