イケメンたちと胸キュンLife☆



何分かして・・・



唇がようやく離れた。




酸欠寸前。


私が必死に酸素をとりこんでいると聖が口をひらいた。


「樹菜・・・


落ち着いたら部屋から出ろ。


じゃあな」



そう言って聖は部屋から出て行った。



バタンとドアの閉まる音。



次の瞬間。




「な・・・・なんでぇ・・・?」



私の頬からは大量の涙が溢れてきていた。




なんで泣いてるの・・・・?


そんなの理由は分かってる。


なんで自問自答しているんだろう・・・。




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