イケメンたちと胸キュンLife☆
「はあ?
ふざけんな
樹菜は俺のだ」
ひゃー!聖!
「そんな自信があるんだ。
へぇー。
だったら樹菜ちゃんに聞いてみれば?」
二人して私を見る。
真剣な眼差し。
「樹菜?どうなの?
俺と、コイツ」
聖は将さんを顎でさす。
そんなの・・・
答えはとっくに決まってる。
だけど私はその答えを言ったらだめだ。
そんな立場でもないし。
一人を傷つけるのはもうヤダ。
雨の夜のときにそれがわかった。