イケメンたちと胸キュンLife☆
「俺、見覚えない?
影山樹菜。
いつもお前さんの下にいる奴だよ。」
あ、もしかして私だけに用があるの?
私の名前しか言わなかったわけだし。
ていうか名前を知ってるということは知り合い?
もしや同じ高校?
てか私のいつも下?
なにが?
訳わかんない・・・。
「すみません・・見覚えはあるのですが・・・。
名前を伺ってもよろしいでしょうか?」
なるべく丁寧に喋った。
「・・・
俺、全然しられてねぇのかよ・・・」
なにか彼がぽつりと言ったきがした。
「なにか言われましたか?」
私は問う。
「なんでもねぇよ」
でも彼は答えてくれない。
苛々してるのか髪をぐしゃぐしゃとかいている。