イケメンたちと胸キュンLife☆
また奈々が慶太を睨んだ。
「・・・てか・・・え?」
私の声が一瞬静まり返った5人の机の中で響く。
は・・・?
え・・・?
今言葉を発したのは慶太?
は・・・
はっ・・・はははは
「「「「「はぁあ?」」」」」
ハモった。
てかもうハモったってもんじゃない。
5人の高い声や低い声が合わさってもうメロディーだ。
てかもう合唱だ。
「・・・。無視、スルー。スルー。」
里沙がそう言う。
里沙NICEだ!
うん、これは無視するに限る。
無視、無視。
私達5人は訳もわからず、とりあえず無視する。
「でさー、たこさんウインナーとか超可愛くない?
樹菜とか料理部??」
「えー、中学んときは料理部だったよーっ!」
「てか、毎日超美味しいから!
樹菜のお弁当とか夜ご飯とか朝ご飯!」
里沙が付け足す。
私はその言葉に謙遜する。