イケメンたちと胸キュンLife☆



「は・・・放して・・・?」


「あ~・・・寒いからもうちょっとこうしてぇ」



嘘だ!!全然この部屋暖かいし!


「樹菜って超あったけぇー」



そして聖は私の肩に顎をのせた




わわわわ・・・・


どうにかしなきゃ!


放してもらえる言い訳・・・言い訳!!




「えっと・・・・わ・・・私もう眠いから・・・


寝たいんだけど!」


私は声を張る。


なんて苦しい言い訳なの!?


本当、自分の脳はおかしい。



「は?まだ9時だけど?

何言い訳的なことしてんの」


やっぱりわかっちゃう!?

そしてなんという上から目線!!



「言い訳じゃないから!つ・・・疲れちゃったから・・・」

私は聖に訴えかけた。


しばらく聖は考え込む姿勢をとる。

「っふ・・・仕方ない。今日は見逃してやる。」



私は胸をなでおろす。


次の瞬間。

「一緒に寝ようか」


私は一瞬頭が真っ白になり、思考回路が停止した。



「はっ・・・い??」


あー、なんとなく思考回路動いてきたぞーうん。



「だから一緒に寝るんだよ。聞こえてなかったか?」



聖はそういうといきなり私を抱き抱えた。



「うわっ」



私はびっくりして声をあげる。


「軽っ。

樹菜ちゃんと飯食ってんの?」



そんなことをぶつぶついいながら私をベッドに運ぶ。



私はその間もジタバタもがく。


だけどそんな抵抗も効かず、私はベッドに下ろされる。




私はびくびくしてかけぶとんを自分の体にかける。




「ばか。いきなり襲ったりしねぇよ」



そう言って自分も布団にはいりこむ。





< 37 / 355 >

この作品をシェア

pagetop