イケメンたちと胸キュンLife☆
「こっちむきな」
聖の声がとおくから聞こえた。
そしてその声がエコーになる。
「いや・・・」
私は背をむけながらいう。
「こっちむいてよ」
さっきよりも柔らかい声。
そしてその声もまたエコーになる。
「・・・・」
無視してみた。
それでも聖は喋るのをやめない。
「無視すんなよ」
それでも私も無視した。
ふざけんなっ!
私を無理矢理(?)お風呂にいれたくせにっ!
ず−−−っと無視してやるっ
そう心に誓ったとき、水の波が私に優しくかかった・・・。
そして背後に気配を感じた。
振り向こうと思っ瞬間・・・、
ムニ・・・
・・・胸元にごつい感触が・・・
「けっこうあるんだね」
後ろからの聖の声。
「キャああああああああああああああ」
私は絶叫する。
そして声をあげる。
「なにするのぉ!?」
私は咄嗟にふりむいていった。
その次の瞬間、唇にあたたかい感触。
「やっとこっちむいてくれた。」
そしてにこっと笑う、聖・・・
そしてその笑みにドキりとする。
それでも・・・。
「今・・・どさぐさにまぎれて・・・・・・さ・・・さわったよね」
私は怒りをかくしながらいった
しかもキスされた!
このド変態が!!
「けっこうあって驚いた。Dくらいあんの?」
そういう感想は聞いてない!
「やっぱり変態!!エッチ!!バかばかばか!」
なにガッツリ触ってんの!!!
私は聖の頭をめちゃくちゃに叩いた。