純愛3〜最終章〜すれ違いの恋〜



オレは裏切られて もう恋なんてしないって 歌のようにみんなに言っていた


実際恋をするのが怖かったのだ


でも麻衣に会ってオレの中で眠ってしまった恋心がまた芽生えた


実際このことを早く話さないといけない


俊二たちも早く言えというが


言ったら麻衣が離れていく気がして怖くていえない


結婚まで考えてる俺は言うタイミングやチャンスを待ってる状態


「なに話って オレ忙しいんだけど」


「デート?」


「いや 会社の新年会」


「彼女が出来たんでしょう?」


「誰に聞いた?」


「この間偶然お母様に会ったのよ」




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