純愛3〜最終章〜すれ違いの恋〜
もし弥生ちゃんに見られてヤキモチ妬かれるのなんて嫌だし!
「いいから どうぞ」
本心はちょっぴり嬉しい
少しでも早く陽くんちへ行けるから
「お言葉に甘えて
お願いします」
久々に大和くんの車に乗った
「オレさ ほんとは麻衣のこと好きだったんだ」
「えっ?ありさじゃなかったの?」
「ありさ?違うよ」
「そっかぁー」
「あっ!でも今は違うよ」
「分かってるよ!過去形でしょう!
弥生ちゃんがいるモンね」