純愛3〜最終章〜すれ違いの恋〜


「あら?麻衣 誕生日なのに陽介さんは?」


「知らない!!!」


「喧嘩したの?」


「まーね」


「もー!!!あんたがわがまますぎるんでしょ!最後には飽きられて嫌われるんだから」


「そーかもね!」


どうせ 母さんは陽くんの味方だし・・・


「そういえばさ 父さん 4年前の大輝覚えてる?」


「大輝?ああ ヤツか」


「今さ お店を任されてるんだけど 苦労したんだって」


と 事情を説明する そしてあのことも聞いてみた


「まー もう過ぎたことだからいいんだけど よくも引き裂いてくれたわね」


「すまんな!誰でも娘はかわいいもんだからな あんな二股やろうだったし」


< 89 / 255 >

この作品をシェア

pagetop