君想~君が傍にいるだけで~


「蒼空兄ぃー
彼女さんは?
いるなら、シチュー食べてってもらえばいいのに!」

頭を拭きながら、蒼空兄の背中に話しかける。


「あぁ
帰ったよ
多分、お前ら寝てる時」


えっ?

キッ

キスしたとこ…


見られてないよね?!



「ギャーーーーーー」

大声を発しながら、階段を駆け上り、部屋へと戻る。


バタンッ。




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