君想~君が傍にいるだけで~
「ぁたしと柚羅兄…
付き合ってるの…
昨日は、同じ夜を過ごした」
「翔子?
何…
言ってるの?…ーー」
お母さんの顔が、青ざめたていくのがわかった。
「ごめんなさい
でも…」
そう言いかけた時…
「オレが翔子を守っていく
親父にもお袋にも、迷惑かけると思う…
でも、例えどんな試練が待ち構えようと、一緒に乗り越えていく」
柚羅兄が、ぁたしの手を握りながら、みんなに話してくれた。