君想~君が傍にいるだけで~
「オレからも頼む」
明希兄が、立ち上がり、頭を下げている。
「「オレからも」」
蒼空兄と健兄も、頭を下げてくれた。
みんな、ホントにありがとう…
「そうだったのか…」
お父さんが、口を開いた。
「おまえ達の好きなようにしなさい
柚羅、
これから何があるか分からない
翔子をしっかり守ってやってくれ…」
「そうね…
お父さんがそんなに言うなら、仕方ないわね
頑張りなさいよ!」
みんな、ホントにホントにありがとう…ーーー。