地味子と地味男の隠し事

…逃げやがったな…あのおっさん（怒）

ってかマヂかよ～～


加味羽の方を見ていると…


あっ…今目ぇあった…

「「ハァ～…」」

「…何でお前までため息つく訳？？」

「多分お前と一緒…鮎沢と婚約決定って言われた…」

「そっか…そりゃ同時にため息も出るな…」

「へぇ…反論しねんだぁ…」

「何の反論だよ…」

「そりゃぁ。『私で悪かったね』的な…」

「ヤバいお前の裏声マヂキモイ…てか私そんなめんどくさくないっつーかいわねーよそんなこと…
どの道加味羽らへんの大財閥との婚約は見えてたから…」

「つーか俺らのいやな予感的中したな…」

「正直してほしくなかった…」

「確かに…」

「それより加味羽お前いつ紫蘭に戻れって言われた??」

「俺は、一ヶ月後お前は??」

「私は、あと一週間。一ヶ月ってなげーな…まぁ頑張れ…」

「頑張れねーよ。あんな格好一ヶ月もできるかよ!!」

「それが一週間したらなれるんだよ…じゃこれから私は会社行かなきゃいけないんで…」

「おぅ…じゃな」