夢でいいから(仮)
「観光はあとで自分でして!私のマンションいかなくちゃさ。お母さんどうせ迷うでしょ?」






まったく...


私のお母さん自己中...





「はいはい。ぢゃぁ行くよ...」








私の家は、駅から歩いて20分のところにある。







なんだか楽しみ♪






東京に住むとか、超憧れだったし♥





なんか、大人になった気分♪!









「さ、ついたよ。今日から潤乃はここに住むのねぇ...」







ガチャッ―






「わぁー!きれいだねぇ」






「まぁね!お母さんが一生懸命、安くて、きれいで、駅から近いマンション探したからね!」








そう、私のために、お母さんはいろいろな物件を探し回ってくれていたのだ。








自己中おせっかいなお母さんだけど、自慢の出来るお母さんだ。
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