春夏秋冬~忘れられない恋をした~
もう一学期が終わりそうなころ、


私は勇気を振り絞って告白したの。


体育館裏で、


「私、羽生舞です。小説を読んだ時からすごく感動して、えっと、その、えっと。」


「クスッ。」


「えっ?」


「ゆっくりでいいから、俺は聞いてるから」
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