甘いシロップと香辛料



お母さんはあたしと薫をリビングへ案内した。
そしてお茶を入れてくれた。


時計の音が響く中、
お父さんが奥の部屋から出てきた。





「こんにちは!」




薫があいさつをした。



「あっ、薫クンか?久しぶり」





お父さんは薫にあいさつをした。




「久しぶり。」




「咲、元気そうで」




おとうさんは笑顔でそういった。
そして、あたしと薫の前に座る。
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