甘いシロップと香辛料




それから、あたしは耐えたんだ。
どんなに辛いことも。
そして、いつも学校から帰ってくる薫を万全の状態で出迎えた。



薫も、あの日からいつも以上にきを配ってくれるようになった。
やっぱり、スキだよ?薫。




そして、迫ってきていたんだ。
出産予定日。
運命の日が………。


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