甘いシロップと香辛料

サイネリア







次の日、遅刻しないようにおきた。
携帯のアラームでおきた。



制服をきて、オレンジジュースをコップ1杯飲み、弁当をつくり家を出た。




駅で、ユアと会った。




「咲!大丈夫?」




「うん、ごめん。寝坊したから休んだだけだよ」




「そっか、よかったー」



ユアは安心したように言うと改札口のほうを指差した。



「先輩まってるんだ!早く行こう!」



「いや、邪魔する気はないから2人で行っていいよ」



「えっ、でも…」



ユアは気を使っちゃうからな…。
そう思ったとき、改札口に昨日の人物をみつけた。
なので思い切って名前を呼んだ。




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