甘いシロップと香辛料
「薫ー!!」
あたしが呼ぶと薫はあたしに気づき、こっちに来た。
そういえば、薫とは同じ学校だったんだ。
「知り合い…??」
ユアはあたしの隣にいる男子を指差した。
そしてあたしは答えた、
「うん、今日薫と学校いくから」
そしてあたしはウィンクして薫と歩き出した。
ユアは手をあわせて先輩のほうへ歩いていった。
そしてあたしはユアたちが隣の車両に入ったのを確認すると薫のほうをみた。
薫は、不思議そうな顔をしていた。
「どうしたの??」
「いや、いろいろあったの…」
あたしはふぅーっとため息をついた。
「一緒に学校いこう」
「うん。いいよ」