甘いシロップと香辛料





あたしは薫ると電車に乗った。
薫は、今日転入するらしい。




あたしは薫としゃべりながらバスを乗り継いだ。
懐かしいなぁ…。
なんか、なにもかもが昔にもどったみたいだった。


楽しくて、
うきうきするような。


太陽の光が差し込むバス。




しばらくすると、バスは目的地についた。
あたしは薫とあと少しの道のりを歩いた。
そしたらすぐ学校についた。



薫は学校にはいって職員室に向かった。
薫はB組らしい。
あたしはとゆうとD組。



あたしは教室に入った。
そうすると、ユアがやってきた。


「おはよ!咲!!」


「おはよう。ユア」



「ねぇ!今日一緒にいた人だれ?」



ユアはご機嫌のようだ。
その気分であたしに聞いてきた。



「薫だよ?」



「ぇっ!うそ!!薫クン!!」



ユアは驚いていた。
だって、ユアは昔、薫のことすきだったもんね。
でも、ユアは別の人に告白されてあきらめたんだよね。
薫のこと…。









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