甘いシロップと香辛料




そんなことを想いながら、今日も薫のところに向かう。
薫はいつもと同じ。
ソウマ君も。


そして、同じだから少しも変わらない関係。


なんだか、悲しいな…。


えっ…?何、この感情…。




なんで悲しいの??
あたし、ショックなことなかったと想う…。
もしかして…、
もっと薫に近づきたいと想ってるの??



そうだ…。
あたし、いまの関係じゃ満足してないんだ…。
もっと、薫のそばにいたいんだ…。



そうなんだ…。


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