甘いシロップと香辛料




そんなたわいもない会話をしながら学校に向かった。
あたしはユアの隣に複雑な心境でいた。
ごめんね…ユア…。


もう少し待って。
薫への思いが消えれば、こんな感情なくなるから…。





そして、ユアと学校についた。
そして、久しぶりに4人で集まった。
薫とは少しきまづいけど、あたしは笑顔ではなした。


そしたら、薫の顔もすこしづつ晴れてきた。




「あのね!!咲ちゃん彼氏できてたんだよ!」



ユアがあたしの話をし始めた。
あたしは、止めるわけがなかった。
自分で言おうとおもったけど、ユアが言ってくれて助かった。




「え…」


一瞬にしてソウマ君の顔が固まった。



「あのね!すごいイケメンなの!」




その瞬間、チャイムがなった。



「あっ、時間だ」



あたしはすかさず笑顔で言った…。

えっ…薫??


一瞬見た薫がすごい悲しい顔をしていた。
なんで、そんな顔をするの??



わからないよ…薫。
あたし、なにかした??
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