甘いシロップと香辛料
「ありがとっ」
あたしは勉強を終えて、薫を玄関まで送っていた。
「おぉ、寝坊するなよ?」
「うん、平気」
薫はあたしをいちいち心配してくれてうれしい。
そんな薫にうれしくなり笑みがこぼれる。
「じゃぁね」
そう言い、薫は帰っていった。
あたしは、今日薫とやった復習をしようと思った。
けど、やる気にならず寝てしまった。
薫がいないとこんなにも変わるんだね。
好きな人のパワーはすごいってゆうけど…
本当だね…?
次に意識が戻ったのは朝。
朝日が差している。
あたしは朝日を浴びながら体を起こした。
時計を確認すると6時。
あたしは起き上がりシャワーをあびた。
昨日、浴びるの忘れてた…。
そして髪を乾かし、朝食を作った。
食べ終えて制服を着、駅へと向かった。