甘いシロップと香辛料





「ありがとっ」



あたしは勉強を終えて、薫を玄関まで送っていた。




「おぉ、寝坊するなよ?」



「うん、平気」




薫はあたしをいちいち心配してくれてうれしい。
そんな薫にうれしくなり笑みがこぼれる。




「じゃぁね」




そう言い、薫は帰っていった。
あたしは、今日薫とやった復習をしようと思った。
けど、やる気にならず寝てしまった。
薫がいないとこんなにも変わるんだね。
好きな人のパワーはすごいってゆうけど…
本当だね…?










次に意識が戻ったのは朝。
朝日が差している。
あたしは朝日を浴びながら体を起こした。
時計を確認すると6時。



あたしは起き上がりシャワーをあびた。
昨日、浴びるの忘れてた…。




そして髪を乾かし、朝食を作った。
食べ終えて制服を着、駅へと向かった。






< 80 / 123 >

この作品をシェア

pagetop