甘いシロップと香辛料
「でもさ、悪いよ」
「あー、全然!今日暇だし」
「そうそう、来いよ!」
「えっ、じゃぁ…」
あたしの返事を聞くとユミはタクトの腕からぬけあたしの腕を引っ張っていった。
そしてバスに乗って着いたユミの家。
そこはマンションの7階。
ユミの家はお金持ちってやつ?
1人暮らし中~。
そしてあたしたちはユミの家に行った。
そしてユミとタクトはおもむろに酒を取り出した。
「飲む??」
あたしはユミから1缶受け取った。
そして一口のどに流し込んだ。
ユミチャンを送ったせいでだいぶ歩いたので疲れていた。
「ねぇー、咲ぃー」
「ん?」
「まぢでさ、カズヤと付き合ってあげれば??」
ユミはケラケラと笑いながら言ってきた。
「そうだよー。カズヤまぢでほれてるよ??」
「うそ、誰でもいいんじゃないの?」
あたしは笑いながらカズヤを見た。
そしたらカズヤは、
「俺はいつでも咲に本気だよ?」
そういいながらあたしに飛びついてきた。