BLACK
〜絶望〜
「あんたなんか産まなきゃよかった!!!!」
母親に言われた言葉
最初に言われたのは確か5歳の時…
それから会う度に言われ続けた言葉
まぁ、会う度って言っても一週間に1回会うか会わないか…
お金だけ置いて男のところに行く母親
お金を置いて行くだけまだマシだよね
そう思うことにしてた
でも15歳の春、私は母親に刺された
「あんたなんかいらない
お願いだから死んで…」
こう言われて刺された
急所は外れてなんとか死なずにすんだ私
母親の行方はわからない
私の病室にやってきたのは会ったこともない祖父だった
「あんたが里沙の娘か?」
私は何も言わずただ頷く
「そうか…、涼ちゃんだったかな
君を引き取ろうと思う」
引き取る…
あの家よりマシなとこならどこでもいい
そう思い頷いた
祖父は嬉しそうな顔をして
「そうか!退院したら私の家においで
準備をしておくから」
私はまた頷いた
いい人そう
でも私はまだ信用できない…
母親に言われた言葉
最初に言われたのは確か5歳の時…
それから会う度に言われ続けた言葉
まぁ、会う度って言っても一週間に1回会うか会わないか…
お金だけ置いて男のところに行く母親
お金を置いて行くだけまだマシだよね
そう思うことにしてた
でも15歳の春、私は母親に刺された
「あんたなんかいらない
お願いだから死んで…」
こう言われて刺された
急所は外れてなんとか死なずにすんだ私
母親の行方はわからない
私の病室にやってきたのは会ったこともない祖父だった
「あんたが里沙の娘か?」
私は何も言わずただ頷く
「そうか…、涼ちゃんだったかな
君を引き取ろうと思う」
引き取る…
あの家よりマシなとこならどこでもいい
そう思い頷いた
祖父は嬉しそうな顔をして
「そうか!退院したら私の家においで
準備をしておくから」
私はまた頷いた
いい人そう
でも私はまだ信用できない…