泣きたいわけじゃなくて



「美奈の好きな人もいることだし♪(小声)」



「もー!明実ったらー///」






その時私は、思っている事が表情に出ないようにと
必死に笑顔を作り続けた。



そんな中、みんなは班も決まり泊まり会ということで騒いでいたが、
私は全然そんな気分になれなかった。





―――そして憂鬱な気分のまま、泊まり会当日を迎えた。





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