泣きたいわけじゃなくて


私ががっくりと下を向くと、焦った様に中谷が喋った。



「えっ!?…見た目は、頼りがいがありそうだけどずっと見てると意外と抜けてる所もあるんだなぁって思ったの!」



「…それ、フォローになってないよ。」











「んーー!俺が言いたいのは、和美が可愛いすぎてを守りたくなったって事!」



「!!」








私は、照れ臭そうに言う中谷を見て自分の頬が赤くなるのを感じた。



「何それ!不意打ちだよ////」



照れて下を向く私の頭を中谷が軽くなでた。



「まぁそう照れんなって。それよりさ、俺和美にしてほしい事があるんだけど…」



「何?」



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