~遠い昔語りの唄よ。
 若い、少年でした。


 次の闘いが初陣となるのでしょう。


 女神は言いました。


「多くを殺し、そんなに戦果をあげたいのですか?」


 その声は責めるようでした。


 女神は争いがお嫌いなのだと彼にはわかりました。
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