君だけしか映らない
「きゃ〜!!!」
朝からうるさいほどの黄色い声援。
「佐伯くんおはよ〜!!」
「今日も超かっこいい〜」
げっ!!!!
いつも聞こえ慣れているこの声援も、今日はやけに笑美の心臓をドキドキさせた。
(佐伯悠哉がこっちに来る前に早く教室に行かなくちゃ…!)
靴を履き替えて教室に向かおうと踏み出した時―
「おい。」
ビクッ!
「なんで逃げるように行こうとするわけ?」
(あ〜見つかったよ…。)
朝からうるさいほどの黄色い声援。
「佐伯くんおはよ〜!!」
「今日も超かっこいい〜」
げっ!!!!
いつも聞こえ慣れているこの声援も、今日はやけに笑美の心臓をドキドキさせた。
(佐伯悠哉がこっちに来る前に早く教室に行かなくちゃ…!)
靴を履き替えて教室に向かおうと踏み出した時―
「おい。」
ビクッ!
「なんで逃げるように行こうとするわけ?」
(あ〜見つかったよ…。)