【短編】夢ー最初で最後の恋ー
『隣の子、誰ですか??』
和っていう人が私の事を聞いたみたい。
どうして聞くの??なんで…??
ーワタシニハイミガワカラナイー
『麻友ちゃん。こっち向いてくれないかな??』
『なにー、裕斗くん??』
私が笑顔で振り向くと裕斗くんではなく和って人の顔があった
『麻友っていうんですか??僕は和って呼んで下さい。裕斗と仲良くしてくれてありがとうございます。』
そう言うと和は手を出してきた
『私は麻友です…裕斗くんと同じ病気で同い年です…』
私は差し出された手をそっと握った。