ショコラ番外編~小さな恋の終わり~
3.過去との決別
寒さを感じて身震いをした。
いつの間にか
本当に眠ってしまったらしい。
部屋の中は真っ暗になっている。
「寝ちゃったんだ……」
ボサボサになった頭を
手ぐしで直しながら階段を下りる。
リビングから、姪の比奈の楽しそうな声が響いた。
扉を開ければ漂う良い香り。
夕飯が出来上がっている。
「出来たんなら呼んでよ」
「何回も声かけたのよ?でも降りてこないんだもの」
「寝ちゃってたの!」
お姉ちゃんに言われると何でも反論したくなる。
いつの間にか
本当に眠ってしまったらしい。
部屋の中は真っ暗になっている。
「寝ちゃったんだ……」
ボサボサになった頭を
手ぐしで直しながら階段を下りる。
リビングから、姪の比奈の楽しそうな声が響いた。
扉を開ければ漂う良い香り。
夕飯が出来上がっている。
「出来たんなら呼んでよ」
「何回も声かけたのよ?でも降りてこないんだもの」
「寝ちゃってたの!」
お姉ちゃんに言われると何でも反論したくなる。