スーツ姿の王子様


自分が今している恋のハードルの高さを思い知る。

しばらく先生を眺めてたら 先生に何人か女子生徒が近づきなにやら楽しそうに喋ってる。

20から上はおじさん!

…という人が多いため先生は恋愛対象になんないらしい。

なんだそれ とおもう
年なんていいじゃないか…!って思うのはあたしだけか……?

恋愛感情ないとしってても 喋ってる女子が羨ましい。

「…いぃなー…」

ポロッと口からでた言葉。

まぁ…先生なんだから話くらいしなきゃだめだし。



「帰ろ…」

今日は家までの遠い道のりをゆっくり歩いた。

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