桜舞うころ


『覚えておくね♪よろしく』


『それじゃ』




立花さんに別れを告げ




教室に戻った



『祐樹どこ行ってたんだよ』


『えっちょっとな。』


僕がそう言うと翔と達也が二人でコソコソ話しをし始めた。


翔(ねぇねぇタッツンさんユッキー絶対何かありましたよねー)



達也(えっタッツンって何?)


翔(良いから。あっ俺の事は翔ちゃんで!)



達也(翔…ちゃん。)


『ハイちょっと待ったー』


二人の襟をつかんでこっちに向ける


『な。なんだよー教えろやぃ!
ほらタッツンも言ってやって』


『ユッキー教えろやぃ』


油汚れのようにしつこい2人に仕方なく立花さんの事を話した



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