family
だから、あんなに有子は頑張ってるんだ。
例え、オレが好きって伝えても子供達を優先にするかも・・・。


ナミ「そぅだまだ、おにぃちゃんに言ってなかったね」

直哉「?」

ナミ「とりあえず、私の部屋行こ」
直哉「ぅん」

ナミ「エレベータで行くよ」

直哉「まぢ」

ナミ「あの階は全部おねぇちゃんの部屋だよ。私達は隣なの」

直哉「なんで?」

ナミ「お父さんが、おねぇちゃんの夢は認めてるんだけど、やるには社長になれって言ってね。高校卒業に社長になれるようにっていつも仕事持って帰ってきて、やらしてるんだ。だから、私達子供はとなりの家なの」

直哉「でも、それじゃ寂しくない?」

ナミ「そんな事ないよ。だって隣に立ってるの私の家だから」

直哉「えっ!!」

ナミ「みんな一軒は持ってるよ今いたところは、本家だよ」

直哉「!!じゃ他にも有子の家が・・・」

ナミ「あの本家がおねぇちゃんの家だよ」

直哉「えー。めっちゃお金かけてるじゃん。1人だと余計に寂しいよ」

ナミ「おねぇちゃんの家にはいないけど・・・私の家には、メイドたちがいるから大丈夫だよ」

直哉「でも」
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