悲しみ男盛り。
第二章 他人事、いやいやそれはSEX内藤。
夕方の雨は不思議と晴れていて何だか泣けてくる。


天気予報では夕方から朝にかけて降り続ける予定だったのに、岸井はため息をついた。


岸井は雨が好きだ。



雨音は彼にとって癒しの歌だ。




快晴の日は心が落ち着かずイライラする。




猫が岸井の横で鳴いていた。
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