あたしの恋


「優夜‥」


震えた声であたしは
優夜の名前を呼んだ。


「なに?」


優しく微笑む優夜‥


「ごめ‥」


謝ろうとするあたしの
口を塞ぐ優夜。


ぎゅっと強く抱きしめ
"大丈夫"って何度も言う。


< 208 / 283 >

この作品をシェア

pagetop