あたしの恋


「みんなよ!!!」


先輩の手があたしの目を
覆い隠した。


「優夜‥大丈夫だった?」


震えた声で聞く。


「はい‥」


「そっか‥よかったな‥」


鼻水をすする音と共に
あたしの視界は一気に
明るくなった。


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